ミネラルとは?
ミネラル(微量元素)の大切な役割
人間もペット達も同じ動物です。見た目や習性は違いますが、呼吸をして酸素を取り入れ、食べ物から栄養を得て体を作りる生命の仕組みは同じです。
例えば、人間の身体は、29種類の元素で出来ていると言われています。
その内、主に”筋肉や脂肪”を構成するのが、主要元素(炭素・水素・窒素・酸素など)で、全体の約96.6%を占めています。
そして、残りの”骨や灰分”の主な構成元素が『 ミネラル 』です。占める割合は微量とはいえ、その働きは主要元素以上とも言われ、健康で元気な体を維持するには、ミネラルは必要不可欠な栄養素です。
そしてそれは、やはりペットも同じ。
ここで代表的なミネラルを紹介します。
| カルシウム …「骨格のミネラル」 | マグネシウム …「心臓のミネラル」 | |
| ナトリウム …「味覚のミネラル」 | カリウム …「血圧のミネラル」 | |
| リン脂質 …「細胞のミネラル」 | セレン …「老化防止のミネラル」 | |
| 鉄 …「血液のミネラル」 | 亜鉛 …「性力のミネラル」 | |
| 銅 …「若さのミネラル」 | マンガン …「愛情のミネラル」 |
カルシウム
お馴染みのカルシウムは、不足すると骨粗鬆症・動脈硬化などを起こしやすくなります。また、筋肉や神経の興奮性を適度に保つ働きもあります。人間の子供の"キレる"現象はカルシウム不足も影響していると考えられています。
マグネシウム
カルシウムの脱解を防止します。マグネシウムが不足すると、虚血性心疾患・精神錯乱・不安感を起こしやすくなります。カルシウムとマグネシウムを2:1で摂取することが理想とされています。
ナトリウム
ナトリウムはカリウムとコンビを組んで、体液の濃度や量の調整にあたっています。減塩を意識し過ぎたり、精製塩の普及などによるナトリウム不足は食欲不振・頭痛・嘔吐・集中力低下・全身脱力感などを起こしやすくします。
カリウム
高血圧に対する高圧作用があります。また、カリウムはナトリウムと互いに量を調整しあっており、過剰なナトリウムを排出する働きをします。抗アレルギー・ストレス防止・心臓機能の調整・便秘解消・むくみ防止作用があります。
リン脂質
細胞膜形成物質で、骨や歯の組織を強化します。不足すると、骨粗鬆症・歯槽膿漏・くる病・栄養分の吸収力不足などが起こりやすくなります。
セレン
活性酸素や過酸化脂質を解毒する酵素を活発に生産して肝臓の働きを強化します。その抗酸化作用は天然ビタミンEの100倍に匹敵。また女性ホルモンなどの生成に不可欠で、不足すると早老、早期更年期などになりやすくなります。
鉄
酸素を運ぶ赤血球には鉄が必要です。また、セレン、カリウム、亜鉛と助け合って肝臓や骨髄を活性化します。不足すると鉄欠乏性貧血(疲労感、脱力感、こり)、胃炎、胃がんになりやすくなります。
亜鉛
タンパク質の合成に関与し、各種酵素の構成の中核になっています。インシュリンの素材となり、精子生産増強、女性ホルモンを強化します。また、舌の味を感じる部分に亜鉛は多く分布しており、人間の亜鉛不足による味覚低下障害が注目されています。
銅
コラーゲン繊維や骨を強化し、鉄をヘモグロビンに変えるのに関与します。不足すると、貧血・むくみ・SOD酵素が低下します。
マンガン
肝臓でのコレステロール合成に関与します。不足すると、性機能・妊娠能力の低下・糖尿病・運動失調症などになりやすくなります。


